長崎材木店の事業内容と成長性

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人生で一番高い買い物ってなんだと思いますか?一般的には家を建てることだと言いますよね。私もそう思ってます。そして、私の人生にはないと思っていた機会、家を建てるという機会が巡ってきたのです。興奮しましたし不安もありましたが、この機会に多いに学び、自分好みの家を建てようと誓ったのです。まずは会社選びから。いくつかあったのですが、長崎材木店さんのイベントに行くチャンスがあったので、注目してみます。長崎材木店ってどんな会社?

創業は明治30年(1897年)で、初代長﨑券次郎さんがお材木の店を始めました。それから昭和55年に4代目の社長が不動産売買と仲介業を始めたのですね。事業内容は主に住宅に係わることです。注文住宅、リフォームとメンテナンス、グリーン&ガーデン、スロースタイル、不動産、ログハウス、それからちょっと面白いのが福岡アウトドアクラブという団体を設立していることです。不動産の購入を考えるにあたって、当然中古物件も考えました。古い一戸建てやマンションを手に入れて私達家族好みにリフォームし、手入れをしながら暮らすことも。リフォーム会社も調べていて、その時にもこの長崎材木店さんの名前は拝見してたんです。うちの母親が庭の手入れを生きがいにしていて、ガーデン巡りをするのが好きなことも関係しているかもしれません。庭関係の雑誌でも会社の名前を見たことがあります。

最初から詳しくみていきましょう。まずは事業内容の最初にある注文住宅です。元が材木店なので、木を大切にしたコンセプトをあげてます。木にこだわり、楽しむ・遊ぶ・極めるを住宅で表現しようということだそうです。曰く、建築という行為はその大地の植物や生態などに少なからず影響を及ぼしているので、地球の景観や環境に対して責任を持たなければならない。そういう思いで「美しき景観運動」をしていると。外見も美しい建物を作ることで、景観美化に参加しているということなのでしょう。そして、何が何でも高性能を売りにするのはちょっと違うのではないか、という考えをもってらっしゃるんですね。

住む人の心地よさを考えた住まいを作り

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それは判ります。家電製品もとても発達した現代で、それでもやはり人々は忙しくして心身ともに疲れきっているのですよね。だったら多少不便でも自分の体を使って工夫したりするのは悪いことではない、という意見は好ましいです。便利であれば何でもいい、というのはやめようということでしょうか。そして設計と言う言葉は、人が感じる居心地を建物の中に表現することである、と。居心地ってはっきりした定義がない言葉ですよね。何か気持ちよい、漠然としているけれどこの空間が好きだ、という感覚。

それを我が家で感じることが出来たなら最高だなあと思います。家を建てる時に地震大国である日本では外せないのが耐震性ですよね。それがちゃんとしているのは大前提として、その上で地域の景観に馴染み、住む人の心地よさを考えた住まいを作りたいと考える、長崎材木店の社長さんはそんな風に思っているのですね。

注文住宅なんだから施工主の意見を全部聞いてハチャメチャな家になっても良しとする、そういうことではないんですね。クライアントの意見は勿論聞いた上で、景観美や長年住む上での居心地なども考えて提案するということだと理解しました。それは大切なことでしょう。話が進んでいる内ではこちらも興奮状態で、冷静に細かいことを考えることは難しいかもしれませんし、何より建築に関しては素人です。プロであるそれぞれの職人さんが今までの経験からアドバイスしてくれるならそれはちゃんと聞くべきなのでしょう。

この会社の一番惹かれたところは何か、と聞かれたら、事業内容でもあげたリフォームとメンテナンスでしょうか。実は現社長である長崎秀人さんがある時みつけた、海辺に建つ不動産価値としてはゼロのぼろぼろの別荘。海にむかって建つ素晴らしい景色を眺めることが出来る死に掛けのその築40年の別荘を、彼はセルフリノベーションをすると決めたんだそうです。

社内に「チーム長崎」

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そして時間をかけてコツコツと自分の手で修理していたら、その社長の姿をみたDIY好きの社員達もこぞって一緒に作業をするようになって、社内に「チーム長崎」とよばれるリノベーショングループが出来、休日ごとに時間をみつけてリフォーム、リノベーションをしているそうです。和室を洋室に変えるために板をはり、壁を塗り、天井には磨きをかける。小さく区切られた壁は壊して漆喰を塗りなおし、海からの冷気を抑えるために無垢材をはる。海へのアプローチも作って景色を邪魔する木々を厳選して伐採する。そんなことを嬉々としてやっているのは、本当に家作りが好きだからだろうなあと思います。そのセルフリノベーションしている別荘はまだまだ完成は遠いそうですが、社員さん達も使える週末の家になっているのだとか。自分でやっていると家作りの原点を思い出す、という言葉は、これから我が家をお願いしようと考えている客には頼もしい言葉ですよね。そんなことをしているのだと知った時、この会社はまだまだ成長するのだと判りました。トップの方が作業や工程を楽しんでいるし、勉強しようとする姿勢が見えるからです。

もう一ついいなあと思えたのが、北九州子供の村中学校の開校です。ここの新校舎は長崎材木店が建設していて、その内容が紹介されていたのです。今では珍しい木がふんだんに使われている校舎で、床は全て木。木目も綺麗ですし、使うにつれて色がどんどん鈍く変わっていくのが素敵です。この校舎はこれから子供達が自分達で手をいれていくという話です。建築中から子供達には見せていたそうですが、ウッドデッキや滑り台などは子供達が作ったもので、校舎2階から滑り台を作る計画もあるそうです。遊び心を忘れないということはこういうことなのですね。

この会社が他の会社と違う点を一つあげろといわれたら、展示場にある家と全く同じ仕様の家を作っていること、と答えます。予算が多くなくてもそこは手抜きをしない、を信条としているようで、それをあらわしている社長の言葉がこれ。「しっかりと作られているなら素うどんが一番美味しい」。建築でも中途半端なことはせずに本物の職人さんを使っています、ということです。

予算の都合で具やトッピングが変わっても、出汁はきっちりとると表現されています。そしてこちらの会社ではイベントを多数企画しています。家を建てようと決めたのであれば、まずはこういった工務店主催のワークイベントに参加してみるのはいかがでしょうか。例えば「失敗しない家づくり勉強会」、や構造見学会など。勉強会では家と土地以外にどのような費用がかかるのか、とか、土地はどのようなポイントを注意すればいいのか、銀行のローンのことも勉強出来ます。家作りを始めるにあたって悩むことは多岐に渡っていますが、最初に土地を買うべきなのか、それとも工務店を先に決めるべきなのかは素人である私達にはお手上げです。

そういうことをプロの視点で教えてくれるというのは有難いことです。家を建てることが多くの人の人生で一番高価な買い物であるのは間違いないでしょうし、やはり自分の家を建てるのであればしっかりと勉強してから望むべきだと思います。そうすれば建築中にも職人さんに質問をすることも出来ますし、された説明が理解出来るようになるでしょう。何でも人任せにしておいて建ってしまった後で文句をいっても後の祭りです。自分で出来ることはする、それが大切なのだなとわかりました。

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